連休初日、土曜日は隣県までプラネタリウムを観に行ってきました。
高速道路走るの久しぶりだとか、北陸道のくせに1000円効果のせいか異様に交通量が多いだとか、ワイパー最強にしてもおっつかないくらいの豪雨に見舞われたとか、そのせいで速度規制かかったとか、そういう悪条件は確かに重なりました。ええ重なりました。けれども。

それでも、心底行ってよかった………！！！（感涙）


今回観にいったのは、プラネタリウムなんだけどもプラネタリウムじゃないというか。（ん？）
ご存知の方も多いかと思うのですが、CGアートの巨匠：KAGAYA氏が監修した、プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」を鑑賞してきたのですよ～♪♪(>▽<)/学生の頃からずーっとKAGAYA氏のファンで、展覧会とかは何度か行ってたんですが。プラネタリウムシリーズはどうも機会が持てず、今回が初体験～～☆☆一番地元に近い場所が隣県だったので出かけてみたものの、ぶっちゃけ会場が「青少年自然の森」的な「こどもの国」的な、山奥にぽっつんと立ってるような施設だったので、「おいおい大丈夫かい…」と友人ともども不安だったのですが。すいません、ナメてました。我々が子どもの頃の「こどもの国」レベルで考えてはいけませんね。小さいけど、ものすごく高性能な機会と美しいスクリーンでしたvv


作品については、事前にDVD買ってTVで観てたので内容は知ってたんですが、360度の大スクリーンで見る本物は、冗談じゃないくらいの半端ない迫力でした。
あまりの映像の美しさに、開始直後から泣きそうになる私。まだ画面ではススキが揺れてるだけなのに（笑）
「おっと、小さな子供たちもいるというのに、恥ずかしいぞ」と堪える私。
―――と、その真横から聞こえる鼻水すする音。
友人、泣いとるー！！
さすが好きなジブリ映画は「もののけ姫」、一番の泣き所は「シシ神様が水面を歩きだすシーン」というニッチ仲間。タイミング合いすぎだろう。
だが、今一度確認するが、あくまでもまだスクリーンにはススキしか揺れていない。


片道3時間掛けて観にいった価値は十分でした。
映像はもちろん、音楽もナレーションも素晴らしかった！たぶん、サントラも買う。あ、ちなみにナレーションは桑島法子さんです♪登場人部もナレーションも全部お一人で話し分けていらっしゃいました。プロの凄さをここにも見た！蠍の火のくだりで涙ぐまない人なんて、存在するのか…？

私たちが観にいった会場は、「全天デジタル」っていうスクリーンの種類だったのですが、そのもひとつ上の「全天４Kデジタル」っていう方式をとってる会場もあるんですよ。残念ながら、北陸付近には無かったので、泣く泣く諦めましたが（涙）これだけの凄い映像が、もっと上質なスクリーンで見たら、いったいどうなってしまうんだろう。（主に私たちの涙腺が）
本当に本当にお勧めですので、もしお近くに全天４Kがあるという、なんとも恵まれた場所にお住まいのなんとも幸せな方は、ぜひ一度ご体感あれ！下手な３D映画観るよりよほど凄いですよ！！
ちなみに、全天４Kデジタル方式を取ってて、まだ上映中なのは東京都、神奈川県、香川県、愛媛県、福岡県の5都市のみ。（心底羨ましい……！！）
来年3月から新番組が始まるので、もうすぐ「銀河鉄道の夜」は終わっちゃうみたいなので。ラストチャンスですよ、きっと！


この機会に、宮沢賢治全集を買ってみました。
やっぱり私は「よだかの星」が一番好きです。何度読んでも胸が締め付けられる……。

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