ちょびっとぶりです、こんにちは。
前回の日記では、どんより暗い話題を書いてしまいましてすいませんでしたorz
取り急ぎ更新（もともとそんなにしてないくせに）ストップのお知らせまでと思って書いたものだったのですが、思いがけずたくさんの方々からメールや拍手にて励ましのお言葉を頂戴し、またそれで泣けて……の繰り返しでした（苦笑）本当に皆様、温かなお言葉をありがとうございました。

大型犬だったので、部屋にぽっかりと大きな空間が空いてしまったようで、未だ慣れません。悲しみは癒えても、寂しさはきっとこの先ずっと消えることはないのだろうと思います。けど、思い返せば楽しい思い出ばかりなので、悲しむばかりではなく、穏やかな優しい気持ちで、彼女のことを憶えておこうと思います。
食事が何よりの楽しみで、大飯喰らいだった彼女の位牌前には、これでもかってくらいの食べ物が今供えてあります。生前はアレルギー持ちのため、色々と我慢しなきゃいけないことも多かったので、きっと今頃あの世で「こんなに食べちゃっていいの！？マジで！？」と喜んでるんじゃないかと（笑）

あとですね。
こんなの、小説や映画の中だけの話だと思ってたんですけどね。ミラクルが起きたんです。
水曜日の朝方に症状が悪化して、一応仕事には行ったんですが、午後は半休もらって帰る予定してたんですよ。でも、お昼過ぎに容態が急変しまして。どう頑張っても会社から家まで帰り着けるのは15：30過ぎ。電話越しに母が「間に合わないと思うよ」と言われてたので、駄目元でタクシー飛ばしたんですが。
家に着いて玄関蹴り破る勢いでドア開けたら、母が「今息引き取ったの！」と泣きながら出てきて。ダッシュでリビングに駆け込んで、名前呼んで揺すったら、なんと一瞬意識と呼吸が戻ったんですよ。そんで、ぱっちりと一度だけ目を開けてこちらを見たかと思ったら、すうっと息を引き取ったんです。私の腕の中で。
生前から、「ゴールデンレトリバー、…なのよね？その割に……その、あんまり、フレンドリーじゃ、ない…よね」とか来客を困惑させていた程の愛想無しだったのに、最期の最期で根性を見せてくれました。両親に比べると、一人暮らししてた期間や留学中なんかを考えると、一緒に暮らした時間はずっと少ないのに、それなのに最後まで待っててくれたのかなぁと、柄にもなく泣けて泣けて。あの世で「ふふ♪してやったり」と、最後に私を動揺させたことをほくそ笑んでるんじゃないかなぁ（笑）

亡くなったその日の夜は、手を繋いで寝ました。体は硬直してるのに肉球だけはフニフニのままで、まるで今にも起き出してきそうで。夜中に何度も何度も目を覚ましてしまいました。寝息が聞こえた気がして。
最近のペット葬儀はすごいんですね。ちゃんと人間と同じように、お坊さんがお経を上げてくれるんです。火葬場にも立ち会ってきました。焼かれる直前まで、母共々もう涙が止まらなかったんですが。2時間くらい掛かるということで、待合室で待ってる間「きっと、『こんなにちっちゃくなっちゃって…』って、また泣いちゃうんだろうね」なんて話し合ってたのに。いざ焼かれて出てきたら「………あれ？やっぱり大きい……ね？」と（拍子抜けする私と母笑）
いやはや、本当に綺麗に焼いて下さったんですよ。もっと粉々になってることも覚悟してたのに、まるで化学室の骨格標本みたいに。骨もずいぶん丈夫だったみたいなんですけどね。（なんせ好物は果物と魚・笑）人間でもこんなに綺麗に残るのは少ないって、母もすごく喜んでました。高温・短時間でざっと焼くと、粉々になっちゃうそうなんです。一匹だけで、大事に大事に時間をかけて下さったんだなと、あんな時だからこそスタッフの方やその会社の姿勢に救われた気がしました。やっぱり葬儀社は口コミですねvv

葬儀前に、彼女から豊富だった毛を少量もらっておいたので、それでピンキーリングでも作ろうかと思ってます。メモリアルリングっていうんですか、中に毛を埋め込んで作ってくれるというあれです。どうも己の身体の一部が欠けちゃったみたいな気がしてならなんですよ。悲しいというよりももっと、変な感じ。なので、それ作って着けておけば、いつでもどこでも一緒にいられるかなぁと♪お高いので要考慮ですが（＾－＾；）骨はちゃんと納骨します。やっぱり迷わず天に行って欲しいので。


改めまして、激励のメッセージをくださいました皆様に、心からの感謝と御礼を申し上げます。どれほど染みたか……！！
とりあえず一段落つきましてので、（この日記のあとにもう一件記事を上げるつもりですが、）ここで復活宣言させていただきます。（拍手お礼もそちらにて）
個人誌やら合同誌やら諸々滞ってるのも、ペースアップします！頑張りますよぅ！！
 

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