もう情けなくなるくらい陳腐な言葉しか出てこないのが悔しいのですが、本当に大変なことになってますね。
被害地から遠く離れた場所で、けれど全力で「頑張れ、頑張れ！」と祈っています。
我が家は、赤十字募金の他に、動物愛護団体への募金もすることにしました。
無類の動物好きとしては、被災した動物たちのことを考えると胸が痛みます。。。
動物は、助けてほしい、これが欲しい、ここが痛いと言えないですから。
少しでも多くの小さな命も助かってほしいと願います。

大騒ぎになってる東電の事故も、不安が広がる中、ネット上でたくさんの人が「東電社員、頑張れ！」とエールを送っているのを見て、胸が熱くなりました。原発とは切っても切れない地域に住んでおりますので、どうしてもそこで働く人寄りの気持ちになってしまいます。ここは割と周辺住民と原発側の関係が良好な土地なので。
停電させるって言いながら実行しないなんて人騒がせな！と怒る人もいますが、それすらきっと「少しでも住民の人たちに不便をさせたくない」という気持ちの表れでしかないのに。そんなの関係ネーって思ってるなら、さっさと一斉停電させちゃいますよ。実際、電力はギリギリなんだろうし。
東京のど真ん中ででーんと構えてる人たちは「報告が遅い！」って怒鳴ってるけど、現場はきっと尋常じゃないパニックの中、死に物狂いで動いてる。裂ける人員なんて、きっとほとんど無い。「ＴＶで初めて知るとは、どういうことだ！」と罵るくらいなら、「待ってたよ、そっちは大丈夫か」と労うのが普通じゃないのですか。
難しいことは分かりませんが、海水を入れるということは、もう廃炉にするしかないということらしい。もう会社の利益とかそんなのいいから、とにかく被害を抑えなければと戦う人たちに、どうして「最後まで残らなければ会社を潰す」とか平気で言えちゃうんだろう。少しでも仕事に責任感を感じている人ならば、「自分が何とかしなければ」と思い留まるのはきっと普通のこと。最後まで残ろうとしている人たちの、懸命に自分を鼓舞している気持ちを、どうして挫くようなことを言うんだろう。

忘れちゃいけないのは、これは人災ではなく天災だということ。
誰かを責めて、責任おっかぶせて解決することじゃないということ。
こんなときじゃなきゃ、私たちだって生活する上で、どれほど助けられていることか。
その恩恵も忘れて、ここぞとばかりに命を賭けて戦う人たちを指差し非難するのは、正しいことなのか。
電車を動かすのも、ライフラインを維持するのも、電話やメールが繋がるのも、全てはどこかで誰かが、こんな未曾有の災害の中でも諦めず、見えないところで必死に動いてくれているからに違いない。
その人たちはロボットでもない、私たちと同じ人間で、家族も友人も好きな人だっているかもしれないのに。
それらの存在よりも、顔も知らないたくさんの人たちのために働いてくれているのに。
感謝こそすれ、罵るべきではないと思うのは、私だけですかね。


これ書いてる間も、揺れが来ました。
今度は静岡……本当に、日本はどうしちゃったんでしょう。
東海には親友が住んでいるので、ものすごく心配です。

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